Green Climbers Home 2017-2018 #2

DAY2-1
チェックアウトをしてバスが来るまでホテルの朝食を取って時間をつぶす。
甘さ控えめのスイーツちまきが美味しいかった。 


乗合で、空港へ向かう。国内線のターミナル2でおろしてもらい、これまた混雑しているカウンターに並び、無事チェックインをすます。LCCに乗るのには受託手荷物のバーコードをセルフサービスで取得しないといけないのを忘れてて、カウンターの直前にバタバタする。結局発券機のそばにいた不愛想なエアアジアガールにやってもらった。ちなみにナコンパノム発のエアアジアではバーコードはスタッフがしてくれて取得しなくて良かった。
荷物を預けて、手荷物検査前にドンムアン空港内をうろうろする。
フードコートみたいなところがあって、そこで美味しいカオマンガイ80THBを食べた。添えられてるなぞのレバーは微妙な味がしたけれども。
小一時間はぶらぶらと過ごしている間にカウンターは空いてきていた。運悪くラッシュ時に並んでしまったみたい。

確か80THBほどのカオマンガイ

事前に食券を購入するスタイルでした

搭乗までは本を読んだり、アマゾンビデオを観たり、日本と変わらない値段のカフェラテを飲んだりして過ごした。20分ほどの遅延で出発。
間違えて事前に頼んでしまった機内食がなかなか美味しかった。ちなみにこのあと食事をとるどころではなかったので、機内食を頼んでいて正解でした。




こじんまりとしたナコンパノム空港についてからは 、タクシーのおじちゃんを捕まえて(タクシーの台数が少ない!)、バスターミナルまで向かう。北上してきたので心なしか涼しく感じる。

遅延のせいで10:30のバスには間に合わず、11:30のバスに乗ることに。
噂通り、5バーツを余分に取られた。後々聞いたところ土日等の休日手数料らしい。
このバスターミナルにはGCHに行くだろう欧米人と国に帰るのであろうラオ人だけで、急に心細くなる。(夫はきっと何も考えていない。)

ここで、バックパックにBDのメットをぶら下げているアメリカ人のジェシーにGCHに行くの?と声を掛けられる。親切にイミグレカードとビザカードをチケット屋さんで貰ったら?と話してくれた。一緒にいた同じくアメリカ女性のアレックスは初っ端から「日本大好き!」と言って笑顔を見せてくれた。完全アウェイの私たちに気を配ってくれてとても嬉しかった。

私の話し方がいけないのか、ラオスのイミグレカードを貰えなかったり、入国審査でVISAが要るのかと驚いたり(日本人は二週間以内の滞在では不要!)、ラオスへの入国ではセキュリティチェックがなくてびっくりしたり、イミグレ後にバスに戻ったら乗客が倍に増えてて座る場所が無かったり(地元の女の子が半ケツしてくれた 優しすぎる…)、色々あって2時間くらいはかかってターケークの町についた。
日本に忘れてきたレジャーシートの代わりにと、土産屋さんでバカでかいビニールバッグを買い(THBで買えた)、ジェシーたちに便乗して5人でトゥクトゥクに乗った。
ここでアレックスとセビーナの女性陣が運転手に粘り強く運賃交渉をしてくれた。なんか二人とも強い。
舗装されていないガタガタ、ボッコボコの道を走りながら、TukTukの荷台からいつでも道路になげだされそうだと怖くなった。同じく後部に座っていたジェシーがみんなの写真を撮ってくれたけど、iphone落とさないようにねとひやひや。行きかう車やバイクで埃っぽい空気が舞う。サングラスをかけて辺境の風景が過ぎてゆくのを眺めた。

ただただ疲れた一日だった。あー、もうここには二度とこない。 いや、日本からここは遠すぎて、もうきっと二度と来れない。そんなことを考えて、また、GCH到着後にすぐ夫にそう伝えたほどだった。

他の3人もGCH1の滞在ということで、GCH2を越えたゲートの前でおろしてもらう。ラオスのKIPを持っていたセビーナが皆の分を支払ってくれたので、彼女にバーツで運賃を支払う。二人で400THB。GCHにいるとJPYを基準としてKIPとTHBの関係が分からなくなる。滞在中はずっと悩むことになる。計算の速い夫に任せきりだったけど。

 

GCHは岩山に囲まれたほんとうにひっそりとした小さな村で、クライマーのためだけの宿泊施設だった。とても美しい風景で、いつでも山羊がメーメー鳴いていて牧歌的だ。そして何より、想像以上に涼しく、真夏の洋服ばかり持ってきたことを早速後悔した。九州の4月10月あたりのとても気持ちの良い季節のようで、ハンモックに揺られてのんびりしているだけで天国気分が味わえた。極寒の日本に戻りたくない!

GCHに着いて、チェックインして、ここでのルールなどを聞き、バンガローのカギを貰い、とりあえずラオビールを飲んだ。この時点でもう15時ごろ。機内食を食べていて本当に良かった。
GCHの冷蔵庫から飲み物を勝手に取って、自分たちで支払い書を書くスタイルがとても素敵だった。いつまでもこのスタイルが続けられますように。

食堂で、関東のクライマーの方に遭う。久しぶりに日本語を聞いてなんだか安心してしまう。午後からのお勧めエリアを教えてもらったので、ビールを飲んでしまったけれどもその方面のエリアに行ってみることに。

エリアに行く前にGCHで購入したSIMカードを使って夫のSIMフリー携帯のチェックをする。GCH1は電波が届かないので、ゲートを出てすぐのベンチか、GCH2の方へ行って電波を拾う。SIMの設定が分からなく、結局GCH2のスタッフの可愛い女性にあれこれ教えてもらい何とかメールのチェックをする。彼女も言っていたけど設定はすごく面倒。滞在中は昼食後に一度、家に毎日来てもらっているシッターさんの報告メールを確認した。25MBまで?のカード(追加料金なしで)だったので、毎日そのメールを確認するだけだった。実際ネットをして暇をつぶす時間なんてなかったし、wi-fi無し生活上等。